おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

寿命が無いものは(2)

甘藷

 畑に設けた温床の中のさつまいもの今の様子だ。昨年の収穫時にとっておいた蔓で、冬の間はリビングの片隅で寒さをしのぎ、暖かくなった4月に温床内に移植したものだ。

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 左側にべにはるかという品種を植え、右の方に鳴門きんときが有るのだが、未だ成長が遅いようで、べにはるかの方が冬越しが容易だった(さつまいもは冬の乾燥が苦手で水やりが重要だが、冷水は良くない)。ちなみに甘さは同等だが、割ったときの色はきんときの方が美味しそうに見える。

 

同じ科とは思えないものは

ナス科の野菜

 じゃがいもの花の時期になり、写真を撮った。じゃがいもはナス科の野菜だが、食べる部分が違っていて、すぐにナスと同類とは考えづらい。

 ところが花を比べると非常によく似ている。

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下がナスの花の拡大した写真だ。

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色も形もそっくりだ。

スイカ(2)

同種でも同じでないものはスイカの葉

 スイカに限らず、同じ野菜でも品種が違えば当然ながら見た目も異なる。

 今回、苗作りが遅れているついでに写真で比較してみた。

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 左が4月1日に播種してポットに移植し、植え付けの待機状態の中玉のシュガーベビーで、右が四月上旬に播種した大玉の金山という品種だ。

 丸いのは双葉で区別がつきにくいが、本葉はかなりの違いが有る。

 今年は植え付けがかなり遅れてしまったが、8月には収穫にこぎつけたい。

 ちなみに、写真が間に合わなかったがもう一種、新大和2号という固定種(上のシュガーベビーも)の苗も育てている。スイカの種は温度管理をすれば苗つくりに使える。

 F1は親とは異なる性質が出るので、固定種の品種を育てるのが良い。

 

 

煙が(あまり)出ないものは

ウッドガスストーブ

 

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 空き缶で作ったウッドガスストーブ(TLUDストーブとも言う)で炭をつくることにした。二重の構造の内側の缶の上部に追加の穴が有る。そこから内側に入る加熱された空気でガス化した木材の成分が燃焼する仕組みだ。

 ちなみに外側の缶(コーヒーの缶)の直径は約10cm、内側の缶(トマト缶)の直径は約7.5cm。両方の缶は下部に空気穴が開けてある。

 一度火がおこると(この季節は)安定して燃える。

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 普通のウッドガスストーブとの違いは第3の缶が有ること。

 火が十分に回った後に外側に第3の缶(直径約10.5cm)を被せる。下は平らな敷石だ。こうして空気を断って、暫く放置する。

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 少しだが炭ができる。これは砕いて土壌改良に用いる。そのため、

燃やすのは建材などの端切れが混ざらない、自然の枯れ木を用いている。

 

 

知らないと外せないものは

レンジフードのファンドラム

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 年末の掃除でレンジフードを掃除した。今までファン自体は外したことがなかった。

 TVでプロの掃除方法を紹介していたので、ガス台の上を養生してファン(シロッコファンというらしい)のドラムを外そうと試みたが全く動かない。

 ひょっとすると逆ネジかも知れないと考えて、時計回りで試してみてもびくともしない。

 仕方なく、インターネットで調べてみると、メーカーによって時計回り(逆ネジ)で緩むものと反時計回りで緩むものどちらも存在するとのこと。

 Toshiba製なので、マイナーらしくなかなか分からない。やっと見つけ、逆ネジであることが分かった。そうして時計回りに最大限の力を入れてやっと外すことができた。

 後から洗浄してみると、つまみに日本語でゆるむ、しまる、英語でloosen tighten と書いてあったが、最初は油で見えず、別のところに書いておいて欲しかった。

 自転車の左ペダルのように逆ネジになっている(TAKAよろず研究所さんのサイトに詳しい説明有り)こともあるのを知った。

 

ながいもは(2)

スーパーの芋からつくれる

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 今年も3月にスーパーで買った芋を100gずつに切り分けて畑で育てた。蔓の葉も少なくなってきたので芋を収穫した。右側が地上の蔓に繋がっていた部分だ。

 昨年は一部が2つに割った竹の外に出てしまい収穫に手間取ったので、ことしはやや厳重に芋を誘導する仕掛けを作った。

 

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 この段階では写っていないが、大型のペットボトルの上の部分を2つに割り開いたものを用意して首の側をそれぞれ竹の端の部分に差し込んだ。

 うまく竹の中に入った後の部分は真直ぐな芋がとれたが、欲をいえばくの字型に曲がった部分ができないように更に工夫が必要かも知れない。

 

シマノインター7つづき(4)

 内装7段自転車

 前回は内装7段ギヤの爪が割れて1つになってしまい困ったところまでの内容だった。

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 割れた爪を取り替えるためにシマノ製の内装7段ハブSGー7R46のパーツを探したものの、該当する部分の入手は困難だった。結局、奈良県のショップから少し前のタイプの内装7段ハブSGー7R40一式を入手した。

 こちらは14Tのスプロケットにも対応しており、チェーンがカバーに当たる心配もなく、かえって都合がよい部分もあった。

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 これまでのホイールを分解して、前と同様に手組でなんとか20インチホイールを組み立てた。初めてではないものの、スポークの配置などがかなり込み入っていて、理解するのに苦労した。スポーク長は既製品の中で最短と思われる180mmでOKだ。スポーク長計算のサイトも有るので、20インチの手組の内装7段ギヤの組み立てにチャレンジしてみては!

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 フレーム前半分の再塗装など悪戦苦闘の末、内装7段のミニベロを復活させることができた。やれやれ。