パピーリナックス
パソコンのOSの名前。i586以上のパソコン（古すぎない一般的なパソコン）上で軽く動く。
なにより、リナックスOSで要求されることが多いコマンドライン入力（文字入力でアプリケーションを動作させる方法）の必要性が殆ど無いことからユーザーへの敷居が低くなっている。
各種のアプリが標準で備わっており、それ以外にもパッケージインストーラから多数のアプリがインストールできる。日本語、ローマ字の入力はコントロール＋スペースで切り替わり、ひらがなから漢字への変換にもストレスを感じない。また、インターネットへの接続もいくつかのツールが備わっており、対話形式で楽に進められる。
全体的に、言葉遣いが丁寧で、威圧的な感じが無いので気分よく使える。
オーストラリアの Barry Kauler さんにより２００３年に公開されたもので、世界中で使われている。日本語版の開発も熱心に行われており、以下のようなサイトに説明やダウンロード先が有る。
★★★
上のキャプチャーイメージの中央から左上に見えている赤いグラスは Wine My Portable というユーティリティ（別途インストールが必要）で、簡単なWindowsアプリケーションを走らせることができる。
ずっと使い続けている画像処理ソフト Irfanview （ウインドウズ版のみ）を Wine My Portable から立ち上げて、冒頭のキャプチャーイメージを右回転させたところ。（画面を実写した。）
このような高機能のOSやアプリが無料で（かつ余計な勧誘なども無しで）入手できるのはとてもあり難いことだ。
