おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

シマノインター7

内装7段折りたたみ自転車

 使いつづけているセキネ自転車製の折りたたみ自転車で富士山の北側の御坂峠(高低差が数百メートルある)まで出かけたとき(途中、勝沼ぶどう郷駅まではJR利用の輪行)に、3段ギヤでは足りないことを痛感した。

 体力の問題が大きいが、途中かなり押して歩いた。熊に出会わなくてよかったが、旧道の入り口でサルの家族に遭遇した。のんびり見ていると、真っ赤な顔のボスザルがすごい形相で威嚇してきた。数で負けるので退散したが、追いかけてくるサルに迫られ肝を冷やした。

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 本題に戻ると、逆輸入品と思われるシマノ製の内装7段ギヤユニットのインター7(SGー7R46:旧タイプで現行品とは異なる)がTKオンラインというショップで販売されていたので、内装3段ギヤの代わりに取り付けることにした。ハブ自体が一回り大きいので、その分短いスポークを使ってリムを組まなければならない。スポークの長さを自動的に計算するサイトが2ヶ所有り、便利に使わせてもらった。

 ハブの一方の側にはチェーンがかかるギヤ、反対側にはローラーブレーキ(BRーIM41R)が取り付けられるので、左右でスポークの長さが異なる。

 計算上はその差があまり大きくなかったので同じ長さのスポークが使えそうである。一般に入手可能な中で最も短い180mmのスポークの1セット36本(使うのは32本)を購入した。その他にもハブに関連した固定ボルトユニットなどの幾つかのパーツを、シマノの過去のパーツリストを参照して複数のショップから取り寄せるのにかなりの手間がかかった。

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 中心のハブと外側のリムの間にスポークを取り付けてゆく方法には交差させる数やどちらを外側にするか等の点で幾つかの方式があり、理解するのは簡単ではない。

 ここまでくるのに、最初にハブを入手してから2ヶ月ほどかかった。この後に振れ取りなどの重要な作業が始まる。

 

つづく