格差
カエルと白い鳥について書いたが、格差を広げる今の状況は許し難い。
見て直ぐに分かる野菜の場合、たとえば先に発芽した苗が養分を独り占めしてしまう。
こうなると大きい方はどんどん大きくなり、小さい方は同じ性質なのにほとんどそのままだ。
そうならないように種を少し間隔をあけて蒔くようにしている。互いに競争させて早く育てるという考え方も有るが、大きくならない苗を作るのはマイナス面が目立つ。
上に対して、コンパニオンプランツという互いに助け合う場合も有る。
マメ科の植物が良く知られているが、それ以外にもいろいろの組み合わせが有る。
いちごの横にネギ、その奥にニンニクを植えた。ネギは根の周囲に抗生物質のような作用を持っており土壌の悪化を防ぐため、にんにくはアブラ虫の対策だが根の深さが異なるためイチゴと競合しない。
野菜作りについて言えば、農薬に頼らないでうまく育てる方法が進歩を続けているが、未だ広く実践されてるとは言えない。
競合させるのとは逆に助け合う組み合わせで効果が得られる。