おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

直ぐには分からないものは

パソコンのエラーメッセージ

f:id:Naimonowa:20180621092258j:plain

 15年ほどデータロガー(例えば気温などの観測データを継続して記録するもの)として動かしていたリコーチャンドラという愛称のサブノートパソコンが、書き込みオーバーで止まってしまったため、分解してHDDを取り出して余分なデータを消去した。

f:id:Naimonowa:20180621092613j:plain

 これはキーボードを外したところで、マザーボードが写っている。

 この裏側に850MバイトのHDD(今の製品の千分の一位の容量)が取り付けられている。

f:id:Naimonowa:20180621092854j:plain

 これは同じマザーボード(予備に購入しておいたもの)の裏面の様子で、黒い部分にHDDを取り付ける。

 ところで、冒頭のスクリーンのエラー表示はI9990305という数字(最初はI(アルファベット))で、過度に専門的なため当然マニュアルにも出ていない。(追記:これは間違いで、巻末に出ていたのを見落としていた。)

 困ってしまい、ネットでしらべたところ、IBMのノートパソコンに関係するサイトで少なからず、この数字がヒットした。

 リコーチャンドラはたしかライオスシステムというリコーとIBM合弁会社の製品だったと思う。

 この数字の意味するところは「OSが見つかりません」とのことだが、問題はそれだけでは答えが出ず、いろいろな原因が考えられることだ。

 例えば、

f:id:Naimonowa:20180621093736j:plain

 パソコンの裏側のメモリースロットの上に載せられている黄色いリチウムバッテリー(CMOSバックアップ用)が放電していると、BIOS(OSの下位にあるベーシックIOシステム)の動作がエラーになり起動不可能になる。

 このため、普通は最初にこのバッテリーをチェックすることで、余分な分解作業を回避できる可能性がある。

 測定してみたバッテリーの電圧は2.91V(3Vのバッテリーが一般的)でまだ余裕があるようだった。

 このため、別な原因が有ると考えられる。当然コネクタ類の接続はチェックしているので、もう一度HDDを取り出して別なパソコンでチェックする必要がある(やれやれ)。

 今回はちょっとやっかいな状況になってしまった。

 うまく解決できる可能性は50%以下かもしれないが、後日また報告したいと思う。