人参の種まき
夏野菜の人参は9月上旬に蒔き終わらないと収穫が間に合わない。一方、保温をすれば12月、1月が蒔き時になる。
そこで、
昨年の畝を片付けて蒔き床を作った。連作をするほど綺麗な人参がとれるという話もあり、土を耕して炭を入れ、粒状の有機肥料をほんの少しまぜておいた。
そこに、
宅配の食品の袋で作った穴開きマルチ(10X20数cm間隔)をかぶせ、
固定種の筑摩野五寸の種を各10粒ほど蒔いた。好光性の種子とのことで、覆土はしないというマニュアルも有るが、経験上ごく薄く覆土し、ペットボトルの蓋で鎮圧した。写真の右上の植え穴は種を蒔いた直後の状態だ。
(重い腰をあげて面倒な作業をしたのは、年明け後も畑に放っておいた人参が思いのほか美味く、次回も同じものが食べたくなったのが理由だ。路地物の有機野菜のおいしさは格別だ。)
あとは、家に有った手頃な大きさのビニールシートでトンネルを掛けた。ビニールの端は束ねて止めるのが普通だが、ビニールの余分な長さが必要となり畝のその部分が無駄になるため、別なビニールを用意し、蒲鉾型に張り合わせた。
うまく行けば10日ほど後には発芽しているはずだが、温度が充分に高くなるか否か測定するつもりだ。
また、一ヶ所に10粒ほど種を蒔いたので、間引きの手間もかかりそうだ。発芽するか否か不安になり、つい多めになってしまった。
良い結果が報告できることを願っている。