おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

寒さにあてないものは(2)

冬蒔きの人参

 前回は畝に種を蒔いてトンネルを掛けたところまで書いたが、その後は気になりつつも時間が経つのを待つしかなかった。

 2週間近くたった本日、めでたく発芽した苗(但し、まだごく僅か)を確認できた。双葉が半分ひらくとYの字に見える。 

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 実は、前回記述したトンネル作りの後に、内部が12時間以上にわたって0度を下回ることが判明した。予想はしていたものの、曇天だと土が凍ってしまうことも考えられる。

 そこで、トンネル内にペットボトルを3本横倒しにして並べ、トンネルのビニールを二重にする対策をした。以前に同様のトンネルを用意したときには不織布のべた掛けをしたりして万全の体制を敷いたが、毎回のことなので今年は最小限の手間(と1年半経過した種)で成果がでるか否かを試したかった。

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 上はトンネルのビニールを2重にした後の様子だが、内側に新たに追加したものは食卓に掛けていたビニール半分と包装用の「プチプチ」を再利用したもので、見栄えは冴えない。

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 参考までに、計測していた内部の温度の昨日から本日11時までの24時間の推移をグラフにしてみた。夜間は0度以下の時間が10時間近くにもなるが、昼間に充分に温度が保てれば人参は発芽できることが分かった。尚、3月になると晴天のときに高温になり過ぎないよう注意が必要だ。