有害昆虫の天下
2週間ほど前、時々チェックしているBBCニュースの記事の中で、綺麗な写真の下に「地球上の昆虫の減少でゴキブリとイエバエの天下になる」という見出しが有り、ショックを受けた。
確かにライバルが居なくなれば、したたかな連中の天下だ。
力を合わせてライバルを増やさなければならない。
現実は残念なことに、「私は元気」の歌(さんぽ)のように林の生き物や虫を友達と思える人は減少の一途のようだ。子供たちの生活が自然から遠ざかる一方では期待のしようが無い。
そんな愚痴ばかり言ってもしかたがないので、菜園で小さな努力をすることにした。
写真の畝は冬は日が当たらないので、4月にナスを植えるまで何も作れないのだが、かろうじて日照のある縁の部分に畝の間などに生えているクリムソンクローバーを少しずつ移植することにした。上手く根付いてゴールデンウィークの頃には赤い花で被われてミツバチ達の遊び場になって欲しい。
水さえやればプランタでも楽に育つ(マメ科なので窒素を固定する根粒菌としっかりタッグを組んでいる)ので、駐車スペースの横にも置いている。
ところで、この蜂たちにも人間が脅威を与えている。(つづく)