おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

イタリア伝統野菜

思いがけず菜園で育ったカボロネロ

 黒いキャベツの意味だが、ビタミン類が普通のキャベツの数倍で隠れたブームになっているとのこと。植えた覚えが無いのにこんなに大きく育った。

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 実はブロッコリーを化成肥料無しで苗作りするのが難しく、思案したあげくに駅前の花屋さんの店先にあったポット苗を幾つか買った中の一つがこれだった。

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 キャベツと言っても結球しないので固い外葉を食べることになる。炒めるのでなければ下茹でが必要だが、こしも有って濃厚な味を楽しむことができた。

 なぜイタリア野菜が貴重かというと、上述の栄養価だけでなく、遺伝子組み換え野菜の禁止で名前の上がる国だからである。

 こちらでは消費者の意向に反してどんどん規制が骨抜きになってきているようだ。例えば混入率5%未満では遺伝子組み換えでないと表示できるということだし、外食のメニューで安さを理由に使用されることも考えられる。

 

 何年も前のことだが、BSEの被害でせっかく行った海外旅行ツアーの食事が制限されて名物料理を食べられなかったことを思い出す。普通では考えられないようなもの(草食動物が食べないもの)を飼料として家畜に与える生産者もいるのだ。