意外に身近な自由な存在
寒気が入り込み、山沿いでは雪になる予報で寒さが身に染みる。
そんな窮屈なこの頃だが、先日同じ市内で悠々と休んでいる鳥たちを見つけた。
上は桜木町の近くの大岡沿いの遊歩道に集まったユリカモメ達だ。渡り鳥で、もっと寒さの厳しいシベリアからやってきて日本の冬を楽しんでいるらしい。夏と冬では全く異なるお洒落な衣装を纏っているとのことだ。
こちらは渡り鳥ではなく、鶴見川の川べりを寝ぐらにしているカワウたちだ。大柄で一羽が鳴くと伝染したようにちょっと気味の悪い鳴き声で合唱する。顔の一部が白いのはオスで季節的(雌にアピールするため)とのこと。
愛嬌が有るとはいい難いが、どうも、落とすふんで木を枯らすのが問題らしい。
自然が戻ってくるのに応じて、心を和ませてくれる存在に出会うチャンスが増えるのは有難いことだ。その一方で対応が迫られるマイナス面も心に留めるべきかも知れない。