おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

自然栽培の土つくり

吉田俊道さんの方法を試す

 農薬や肥料を使わない自然栽培は土ができるまでに何年もかかります。そこで、なるべく早く土作りができる方法を探していたところ、雑誌(やさい畑2019年秋号)の特集「驚異の土づくり」にとても中身が濃い情報が載っていました。

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 簡単に言えば、雑草を利用して土の中の菌を活性化させる方法で、世の中の「除菌」を連呼する考え方とは正反対のものです。(詳しくは「菌ちゃんファーム」関連サイトを見てください。)

 上は11月に入って穴無しの黒マルチを掛けるところまで行った様子を写したもので、マルチの下は菜園の雑草を集めて乾燥させたものに薄く土を被せました。

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 これで、来春には苗を植えつけたり種蒔きをするための畝ができるとのことで、春の仕事を先取りすることができました。

 上の雑誌の記事に戻ると、雑草で土作りして育てた「元気野菜」は虫食いも無く、給食に「元気野菜」を使った保育園で病欠する子供の数が十分の1に減ったとのことです。

 それだけ栄養素が豊富になるため、新型コロナが蔓延するような社会で「元気野菜」の重要度がますます高まっています。

 

2022年3月

 文字数を少なくすることを優先してきましたが、読み易さを考慮してですます調の表現に訂正しました。また、タイトルと離れた事項のコメントは削除しました。