おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

あまり目にしないものは(1)のつづき(2)

地下化した東横線の上

 前回、東横線の反町付近が地下化されて何年にもなることを書いたので、地上部分が気になり、写真を撮影してきた。

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 こんなに綺麗な遊歩道になっていた。何十メートルかおきに換気のための楕円形の構造体が設けられているので、下に電車が走っているのが分かる。

 今でも、桜木町方面に行くのが不便になったため、昔の方がよかったように感じることも有るが、写真の地域の人々にとっては、向かい側への行き来や騒音、四季の景観等といった点で格段の変化が有ったのだろうと推察する。

 この場所からはちょっと離れているけれども、沢渡中央公園(横浜市神奈川区)の写真も撮影してきた。

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 木々の緑がまぶしく、横浜駅西口の先にこんなに整備された自然があふれる場所が有ったとは知らなかった。名前からすると、昔は近くに沢があって、渡るのに骨が折れたのだろうかと想像してしまう。

 

つづく

無いものはつくろう(2)つづき

バッフルステップイコライザの動作

 オーディオマニア向けの話題が続き申し訳ないけれども、声のバランスにも関係しているのでしばらくのお付き合いを!

 回路を作ってからバラック状態で何年か使用してきたので心配になり、オーディオテストCDの再生音をマイクで測定してみた。

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 赤いラインがスピーカシステムの再生音の周波数特性を示している。(なお、このときの入力信号は20KHzまでの範囲で、30KHz近くまでは再生可能な筈である。)

 一番上の画面が昨日の記事の写真の黒いつまみのゼロの位置(入力信号を加工しないとき)のデータで、真ん中が2段階だけ高音側を下げたときのデータ、一番下が3段階高音側を下げた時のデータである。

 真ん中の画像の状態(上述の黒いつまみを2つ進めたステップ)を選択することは言うまでも無いと思う。

 音を加工しないと、低音(バス)が弱い(耳が痛い!)ため、前もって「かつ」を入れるなどの対策が必要になる。

 余談になるけれども、低い周波数範囲にみられる波形の山と谷は平行な天井と床に挟まれた空間で音を再生する場合に普通は避けられない。上下に同じスピーカシステムを2組以上重ねるか、舟形天井(逆が更に良い)にするか、更には天井や床に吸音材を貼り付けるなどの、(2番目は別にして)あまりエレガントではない対策が必要になる。和室は音の反射が少ないので多少有利だと思う。

 尚、使用したスピーカシステムは EJJordan(英国)から発売されていた口径5cmの JX-R6HDというメタルコーンのユニットを独自のデザインのキャビネットに収めたもので、このユニットの性能が改めて確認できた。

無いものはつくろう(2)

バッフルステップイコライザ

 スピーカシステムで音楽鑑賞する人も多いと思う。殆どの場合ウーハ(低音用のスピーカ)とツイータ(高音用のスピーカ)を一つのキャビネットに収めた2ウエイスピーカシステムが用いられている。

 それに対して一つのスピーカで全ての帯域をカバーするフルレンジスピーカシステムがあり、点音源から出る音のまとまりの良さが利点である。

 一つ問題点があって、キャビネットのバッフル面(正面の面)で高音が反射されて強まり、相対的に低音が弱くなってしまう。

 これを解決するのがバッフルステップイコライザだ。しかし、市販されているのは見たことが無い。

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 そこで作成したのが上の写真の装置。黒いつまみで高域側の減衰量を五段階調節できる。

 一般的にはスピーカシステム内に配置するネットワークタイプのバッフルステップイコライザが知られているが、我が家では出力1Wほどの真空管アンプを使っている手前、アンプの出力を少しでも無駄にしたくない。そんなおり、アンプの入力側に接続するプリアンプとして作成できることが分かり(周波数の補正を担当するCR回路の部分は安井章氏の設計)、早速製作に挑戦した次第である。

 作りかけで恐縮なのだけれども、内部は以下の通り。基板はガラスエポキシタイプでは無いが、直流電源のパルス性のノイズ対策など、それ以上に大事な点もあって、これでも充分な感じがしている。また消費電力もごく僅かで通電中は必ず近くに居るので、筐体の一部に木材を使用しているが、一般的に電灯線に繋ぐ装置では薦められない。

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 白い部分が無いものはつくろう(1)で書いたアルミ板曲げ器で折り曲げた一対のアルミ板である。上面の角はきれいに曲がっているが、これははじめからのもの。折り曲げた角は上の写真とおりで、保護シートの皺が目立っている。

 

つづく

めったにないものは(1)

シャフトドライブの自転車

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東京目黒区大岡山の東京工業大学の正門前を左手に進んで少しのところにある古書と自転車の店に有った。丸石自転車製でHot News Compact という名前だ。チェーンが無いので裾が汚れる心配がない。

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ギヤはグリップシフトの内装3段で、大抵の場合に第2速でカバーできると思う。

内装ギヤの場合は全てそうだが、信号待ちの間にスタートポジションに変えておくとあわてずに楽に発進できる。ペダルはピンを回すことでアンロックされて向きを変えられる構造で自転車を折り畳んだときに出っ張らないようになっている。

名前はあまり自転車らしくないが、これに乗って走っていると最新ニュースが入ってくるかもしれない。

あまり目にしないものは(1)のつづき(1)

ともしびゾーンの道路表示

 ともしびゾーンというと夕暮れの赤提灯のような連想をしてしまうが、交通弱者に配慮しようという意味らしい。

 前回、せいがいは(青海波)について書いたので探してみると、かみだい橋の欄干の写真があった。

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 前回の写真の反対側で、欄干のせいがいはの意匠と両サイドの低くなった部分の直線的な意匠(後日名前を確認するつもり)が写っている。伝統的なデザインのセンスに感心させられる。

 前方の上り坂も旧東海道である。説明板なども有るらしいので、いつか訪ねてみようと思う。

 ここから写真にほんの少し写っている左手の道の方に曲がると、沢渡、泉町を経て反町(東横線の渋谷方面行き各停に乗って横浜を出て最初の駅が有る)に行くことができる。

 反町の駅はみなとみらい線の開通時(2004年)に地下化されていて、最近駅前の歩道橋の柱が撤去されて通り易くなった。無用の者は駅の敷地に入るな的な目立つ表示があって、そのとおりにすると親知らず子知らずのような状態(かなり大袈裟、海の波に相当するのは人の波)になり大変だった。

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 上の写真は駅の出入り口のところから道なりに東方向に少し進んだところにあるアーケードで、中央とその右に写っているのはカメヤ食堂。食堂といっても入り口も、普通なら奥の方に有るべきテーブルも見えない(奥行きが最小限)。カウンターのあたりに注文できるメニューが貼り出されているが、初めてだと勇気が要りそうな感じ。実際は2012年開業の気さくな店らしい。昼間は和田食堂になり、ランチメニューがあるとのこと。

 昨年末には、TV東京の番組でおなじみの表現を借りるとYOUたちと地元の人たち?のグループがギター生演奏つきで盛り上がっているところにさしかかり、なにかタイムスリップした感じがした。

 なお、上の写真の撮影地点の手前側や、反町の駅前を横切っている大きな道は国道一号線。

 

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 反町を過ぎて国道一号線をそのままずっと行くと、消防署と神奈川区総合庁舎の有る角(広台太田、向かいにはビッグヨーサン)に出会う。そのあたりにずっと昔、東横線の新太田町という駅があったということを初めて知った。

 そこを左折して西神奈川3丁目の方につながる平川町を通過する道に入り、緩い坂をしばらく行ったところに有るのが加藤商店。「とし」のせいか懐かしい気がしてくる。いつか買い物をしたいと思っている。昔、お店の人と会話しないと欲しいものが買えない世の中だったときは、暮らしの中に今よりずっと安心感があった気がする。

 最後に、

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 平川町の西三商店街(六角橋商店街からそのまま続く西神奈川三丁目商店街)のすぐ手前に有った集合住宅の写真。左に急な階段が有って、建物の窓が私には顔のように見えて思わずとなりのトトロを連想した。残念なことに、最近取り壊されてしまったけれども、幸い木々は残されている。

つづく

頭が下がる(あがらない)ものは

交通整理の人たちの礼儀正しさ

 最近、いろいろの道を通る機会が増えた。気がつくと、工事や荷役で片側通行になっているところが多く、大抵の場合に交互交通の誘導のためのスタッフが働いている。

 ヘルメット着用で制服姿の男性が多いが、最近は女性も見かける。

 炎天下や急な雨でも持ち場を離れられないことを思うと、きつい仕事だ。

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 普通は話しかける機会は少ないが、通行止めの場合にも自転車は通れることがあり、尋ねてみる。

 そんなおり、いつも応対の丁寧さに感心してしまう。

 現場で働く人たちの意識の高さが日々の暮らし易さにつながっているのだと思う。

 上の写真の男性も快く掲載に同意してくれた。