自食作用(オートファジー)
ノーベル生理学、医学賞の受賞がきまった東工大の大隅教授の東京新聞の記事によれば、2012年の京都賞の受賞時に「将来を見つめ、いかに自然に負荷を掛けずに生活できるか、生物に学ぶことが有る」と語ったとのこと。
「紅葉は葉を落す前に緑色の葉緑素などのタンパク質を分解して回収し、次の春に備えている」そうである。(以上は東京新聞の10月4日の記事の引用であるが、教授自身の言葉の部分のみ、そのまま記述した)。
なるほどそうだったのか。
微生物の研究で昨年受賞された大村教授のニュースにもとても感動したが、短期的な利益ではなく多くの人々に真に役立つ研究をつづけてこられた方々に心より敬意を表したいと思う。
また大隅教授の研究の土台になっている考え方を的確に記事にした東京新聞にも拍手したいと思う。