キノコ
光といっても特に紫外線が苦手だ。
なべ料理がおいしい季節になり、栄養の面からも食卓に欠かせない。写真は4月に撮影したもので、ホダキングという菌種を植え込んだ「ほだ木」から出たシイタケの様子だ。
キノコの菌は光合成をしないので、養分となるのは木の成分のみなのに、おいしいキノコを作ることができるスーパーな生き物なのだ。
人間は間接的に木を食べていることになるのだが、キノコ無しには不可能である。
スーパーな生き物である一方、紫外線にあたると消滅してしまう。さらにはトリコデルマというカビの一種の天敵もいる。
面白いことは、ほだ木をハンマーで叩くと驚いてキノコが生えてくるのだ(嘘ではない)!
このようなデリケートな生き物から恩恵を受けているのはあり難いことだ。