蟻そっくりの虫
家族が窓の内側で赤い蟻を捕ったとのことで、先ず思い浮かんだのがヒアリ。コンテナの荷物などに紛れてついに我が家までやってきたのかという不安が頭をよぎる。
捕まえた「蟻」をルーペで拡大してみると体長約7mm、ネットで調べると、ヒアリは6mm位までらしく、「腰」のあたりに2つの「コブ」があるのが特徴とのことで、ちょっと違う。
ヒアリと間違えられることのある在来種の蟻かもしれない。
上の写真の通り、ばらばらになってしまい、腹の大半が失われた状態だが、見かけはどうみても蟻以外の何者でもない。
ところがレンズを通して頭の部分を良くみると大きな2つの目が無い。その代わりに小さな目がいくつもついている。
ここまで来ても、まだ「蟻」から頭が離れず、ネットで「目が沢山ある蟻」について調べたりした。
結局、辿りついたのが「アリグモ」。どう見ても蟻にしか見えない蜘蛛がいるとは知らなかった。危険な虫と間違われてかわいそうな結果になってしまった。
それにしても自然は何故そんなそっくりさんをつくるのか不思議でならない。