内装7段折りたたみ自転車
前回はシマノの内装7段ハブSG-7R46を使って後輪を組み立て、倒立させたフレームに取り付けるところまで書いたが、ローラーブレーキやシフターを取り付けて組み立てを終えた様子はこんな感じになった。
サドルをスポーツアラーというイタリアの一般向けの製品に交換した。これは重量を抑えたいという理由も有ったが、見ためはオリジナルより精悍になり、30年近く前の自転車には見えなくなった。
試乗するとギヤの反応がいまひとつ鈍い。それどころか、シフターの操作通りにならなくなった。止むなく帰って点検することにしたが、2ヶ月以上作業してきた結果がこの程度という無念さが頭をよぎった。しかし、
シフトレバーから続く変速機のワイヤーのハブ位置での取り回しがおかしい気がする。シマノの内装変速機のシフター(SL-7S50のワイヤー長160cmのものを使用)は良くできていて、ハブでのワイヤーの微調整が不要になっている(その代わりハンドル上のシフター側で微調整ができる)。そのため、プラモデル感覚で組み立てたのが安易だった。
このようにするのが正しい方法だった。知っていれば上の写真の状態が間違っているのは明白だが、初めてのため、何となく作業を終わらせていたのを反省した。
つづく