おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

食品

加茂ナスとハラペーニョ

初めての収穫 前回ナスの自動潅水装置について書いたが、装置の完成前に収穫したナスとトウガラシを並べてみた 初めてなので直径5cmほどで収穫したが、とても滑らかで美味しかった。流通している加茂ナスは高価で穫れたては手に入らないので、菜園で栽培す…

浜クロピー

固定種の黒いピーマン 菜園で初めて育てた浜クロピーが採れた。 左の通常のピーマンと比べてインパクトの有る存在感だ。外は黒いけれども包丁を入れると中は緑だ。味はマイルドで癖が無く食べ易い。試しに一株だけ植えたのだが、もっと増やしても良かった。 …

トマティーヨ

初めての栽培 今年の夏もの野菜の定植が大幅に遅れていることは前に書いたが、その代わりに初めての野菜の苗つくりに取り組んでいる。 これは新型コロナによる社会の変化を目の当たりにして、皆と同じことをしてると選択肢が減るのを意識したことも理由の一…

気長に待つしかない

セロリの収穫 今年もいろいろ苗作りを試みているが、化成肥料を使わないため苗の成長が呆れるほどスローでトマト、ナス、スイカ等の定植が大幅に遅れている。 これもあって、今年はセロリ、エゴマなど菜園であまり見かけない野菜の栽培に挑戦している。 上の…

菜園のたんぽぽ

自然栽培を目指して思わぬ収穫 菜園では不耕起栽培で野菜をつくっているので、雑草もどんどん生えてくる。稲科の雑草などははびこる前に地上部分を取り除くことにしているが、ところどころに冬越ししたたんぽぽ(萼が下がっているので西洋たんぽぽと思われる…

冬越しさつまいも

室外で試してみた 例年さつまいもの苗を冬越しさせているが、今年は室内の苗に加えて加温していない室外での越冬を試してみた。下の写真は室内で越冬中の紅はるか、鳴門金時、マロンゴールドの様子だ。(ポットの色が黒、灰色、白の順になっている) アブラ…

イタリア伝統野菜

思いがけず菜園で育ったカボロネロ 黒いキャベツの意味だが、ビタミン類が普通のキャベツの数倍で隠れたブームになっているとのこと。植えた覚えが無いのにこんなに大きく育った。 実はブロッコリーを化成肥料無しで苗作りするのが難しく、思案したあげくに…

初めてのココナツ割り

中身に加えて簡単に食べられるという考えも甘かった 駅前の八百屋さんの店先にココナツが並んでいて珍しく、家族が買って帰った。初めての買い物で早く中身を食したいが、殻が並外れて固く、台所用品では全く歯が立たない。 しばらく思案した後、殻のてっぺ…

10月の野菜

季節外れのスイカ 8月に野菜屑のぼかしを通路に浅く埋めておいたところ、種からスイカが伸びてきてあっというまに蔓が生い茂った。 いつのまにか果実もついていて10月初めにはソフトボールより大きなサイズになった。通常スイカの収穫は受粉から40日位(…

無いものは作ろう(3)

コーヒー豆冷却装置 コーヒーの焙煎に挑戦して何年にもなるが、手網による方法(10分以上も網を左右に振るのでかなり骨が折れる)からやっと卒業できた。 生豆を入れたドラムをモータで回転させる装置をこしらえたので、作業がかなり楽になった。その「半…

スイカ(3)

新大和2号 ここ数年スイカを栽培しているが、昨年はかなりの苦戦だった(収穫が遅れて割れてしまった果実も多かった)。今年はどうかというと、昨年よりほんの少し早く種蒔きし、その後の生育も少しはましという感じだ。他の野菜の苗と同様、4月の低温にはや…

許してはならないものは(2)

有害昆虫の天下 前回写真をアップロードした移植後のクリムソンクローバーの今の様子は こんな感じで一部の苗は花を付けている(後ろは移動してきて今はさつまいもを保温している3月まで人参に使ったトンネル)。 気がつくと、蜜蜂だけでなくクリムソンクロ…

寒さにあてないものは(3)

人参の種まきーその後 種まきから3ヶ月近く経った人参の畝の本日の様子は こんな感じで、なんとか7割程の植え穴で人参が育っているが、手前の二ヶ所の失敗が目立っている。これは、種を蒔いて鎮圧した後にした潅水の勢いが強すぎて種が流れてしまったのかも…

許してはならないものは(1)

有害昆虫の天下 2週間ほど前、時々チェックしているBBCニュースの記事の中で、綺麗な写真の下に「地球上の昆虫の減少でゴキブリとイエバエの天下になる」という見出しが有り、ショックを受けた。 確かにライバルが居なくなれば、したたかな連中の天下だ。 …

寒さにあてないものは(2)

冬蒔きの人参 前回は畝に種を蒔いてトンネルを掛けたところまで書いたが、その後は気になりつつも時間が経つのを待つしかなかった。 2週間近くたった本日、めでたく発芽した苗(但し、まだごく僅か)を確認できた。双葉が半分ひらくとYの字に見える。 実は、…

悪玉菌がないものは

自家製ぼかし 菌はとても重要だ。しいたけや舞茸が無いとしたら寂しい。一方、TVなどで連呼されている除菌は有用な善玉菌もやつけてしまうため、とてもマイナスなのだ。皮膚もそうだし身体の中も同様だ。抗生物質を投与された後に胃腸が正常でいられる人は少…

寒さにあてないものは

人参の種まき 夏野菜の人参は9月上旬に蒔き終わらないと収穫が間に合わない。一方、保温をすれば12月、1月が蒔き時になる。 そこで、 昨年の畝を片付けて蒔き床を作った。連作をするほど綺麗な人参がとれるという話もあり、土を耕して炭を入れ、粒状の有機肥…

へそが無いものは

秋植えのじゃがいも 台風24号で掛けていたマルチが外れてズタズタになってしまったが、それにも負けずに葉を広げて育っている。 じつはこのじゃがいも(アンデスレッド)はへそが無いのだ。といっても、昔あったテレビCMのカエルには無いへそではなく、下…

遺伝子組み換えでないものは

固定種の野菜 写真は借りている畑に播いた種の袋だ。全て「固定種」で、当然のことながら(安全性に疑問がある)遺伝子組み換え作物ではない。 ところが、遺伝子組み換え作物を使っていない食品を選べば良いというほど話は簡単ではない。 というのは、スーパ…

見たことが無いものは

レタスの花 もしかすると特に珍しくは無いかもしれないが、今年初めてレタスの背がどんどん伸びて花が咲いた。色も形もキク科の野菜であることが良く分かる。こちらは 同じ「メルカート」という名前で販売されている各種のレタスの種から育ったチコリの花だ…

侮れないものは

畑の雑草 写真はメヒシバ(雌日芝)を抜いたところ。借りている畑は無農薬、できれば無肥料を目指していて、なるべく雑草も外に持ち出さないようにしている。 ところが、写真のメヒシバは枯れた後に土の中でアレロパシー(他の植物の成長を妨げる)物質(ア…

寿命が無いものは(2)

甘藷 畑に設けた温床の中のさつまいもの今の様子だ。昨年の収穫時にとっておいた蔓で、冬の間はリビングの片隅で寒さをしのぎ、暖かくなった4月に温床内に移植したものだ。 左側にべにはるかという品種を植え、右の方に鳴門きんときが有るのだが、未だ成長…

同じ科とは思えないものは

ナス科の野菜 じゃがいもの花の時期になり、写真を撮った。じゃがいもはナス科の野菜だが、食べる部分が違っていて、すぐにナスと同類とは考えづらい。 ところが花を比べると非常によく似ている。 下がナスの花の拡大した写真だ。 色も形もそっくりだ。

スイカ(1)

特大スイカ 畑で大きなスイカが採れた 熟しているかどうかの判別にはいろいろの方法が有るが、今回は良いタイミングで収穫できた。 2つに割った片方だけで5kg有った。

立ち去りたくないものは

名前を知らないネコ 畑仕事の帰りに、ごみの収集ネットの中に入ってポリ袋相手に格闘しているネコを見つけた。 おかしくて近づくと、必死で中から出てきたものの、こちらを睨んで動こうとしない。獲物への執着心なのか、恐れ入りました。 生ゴミは明日の朝出…

蜂が居ないと実がならないものは(1)

ラビットアイブルーベリー 寒の戻りで肌寒い四月の始めだが、自然は着実に季節を先取りしている。 庭先の鉢植えのブルーベリーのピンク色の花芽が膨らんできた。 ブルーベリーは大きく分けて2種類有り、どちらかと言えば寒い地方に適したハイブッシュブルー…

グルテンを含まないものは

裸麦 テニスのジョコビッチで有名なグルテンフリーの食事はアトピーの改善とも関係しているらしい。行きすぎた品種改良の結果、身体に変調をきたす食品が出回ってきたのがグルテンフリーの食事の選択を迫られる要因だと知った。 それでは、畑で元気にしてい…

炒りむらが出ないものは

コーヒー焙煎器 コーヒーを自家焙煎する人が増えているとのニュースが有った。 生豆を購入して自分で焙煎するコーヒーの味は格別だ。そのための器具はいろいろ有るが、普通の鍋やフライパンを使うと豆の平らな面が焦げてしまう。 そこで、ゴマ炒り器をコーヒ…

光を好まないものは

キノコ 光といっても特に紫外線が苦手だ。 なべ料理がおいしい季節になり、栄養の面からも食卓に欠かせない。写真は4月に撮影したもので、ホダキングという菌種を植え込んだ「ほだ木」から出たシイタケの様子だ。 キノコの菌は光合成をしないので、養分とな…

寿命がないものは

甘藷 江戸の飢饉を救った植物学者の青木昆陽で有名なさつまいものことである。 いろいろなブランドの美味しいさつまいもが食品売場を賑わしている。実は芋を収穫した後の蔓(つる)を植えて温かいところに置いて置くだけで、春になればまた芽が出て、いわば…