おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

鉾田のいちご

多分とちおとめの子供

 今年の春(4月か5月頃)に近くのスーパーで買ったイチゴがとても甘くて美味しかったので、以前に試したことの有る実生苗つくりをスタートした。

 といっても、いちごの表面の一部を削ってティッシュペーパーの上で乾かしただけだが、その後夏になって種蒔きをした。

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 ずっと放置していたため、一応発芽率を良くするために冷蔵庫のチルドルームに3日ほど入れた後にポットに播種した。10日ほどした8月6日に発芽したのをメモ書きから辿ることができた。

 上の写真は適当に水だけやって(乾燥させて大部分枯らしてしまった)大きくなった4本程の苗の今の様子で、混じっている丸い双葉はホトケノザで、土の酸度の目印(弱酸性)になるためそのままになっている。

 見出しで「多分とちおとめ」としたのは鉾田(ほこた市、茨城県)のいちごは「とちおとめ」が多いとのことで、茨城県で栃木県が連想されるのを避けたのではないかと推測している。

 何れにしても、実生苗は親とは異なる子が出現する(メンデルの法則)ので、実が生った時点で良い苗を選ぶことになる。親とは同じではないので、我が家の新しい品種と考えて大事にしようと考えている。