Naimonowaのブログ

野良仕事と電子工作と路上観察

へそが無いものは

秋植えのじゃがいも

 台風24号で掛けていたマルチが外れてズタズタになってしまったが、それにも負けずに葉を広げて育っている。

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 じつはこのじゃがいも(アンデスレッド)はへそが無いのだ。といっても、昔あったテレビCMのカエルには無いへそではなく、下の写真のようにイモの表面の、親株からのへその緒(ストロン)が繋がっていた部分を予めとって植えた結果なのだ。

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 これは野菜作りの研究者である木嶋利男氏による雑誌やさい畑の記事に従ったもので、ストロンの部分が残っていると、その後の成長にマイナスになるのだそうだ。

 今年はそれに倣ってへそを取って芽出しをした後に、逆さ植え(じゃがいもの芽はストロンの反対側に多い)で苗を植え付けた。

 11月末ころには豊作になるのを期待している。

 それはそうと、気になっていたのが有名なミレーによるじゃがいも植えの絵で、右側に立っている女性の手を離れたいもが宙に舞っているように見える。

 現代では少なくとも菜園のような規模の畝では黒マルチ(光を遮ることにより、緑色部分ができて有害なソラニンが生成するのを防ぐため)をかけて丁寧に植え付けることで収量が格段に増えるらしい。

 

耐えられないものは

強い台風

 台風24号は急な速度で北東に去って行き、各地に甚大な被害を残したが、当地も例外でない。

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 菜園の横のハウスのビニールが裂けてしまった。

 また、

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 台風が通過した後も安心できない。強い陽射しの下の強風も野菜には耐えられない。上の写真には縮れたヤーコンの葉や、遠くに痛んださつまいもの葉が写っている。

 こうなると、多くの葉は回復せず、茶色になって枯れてしまう。

 ハウスも壊れるような状況では「路地もの」の野菜作りは非常に難しい。

使うあてのないものは

2CR5リチウム電池

 ちょっと特殊な6Vのリチウム電池が何故か幾つかストックされていた。

 使い道を考えてみたところ、電圧の変換に以前に購入しておいたDC−DCコンバーターキットが使えることに気がついた。

 6Vを3Vに変換してラジオの単4電池2個の代わりに使うことにした。今年は各地で予想を超える災害が起き、突然の停電なども考えておかなければならない。いざというときに単4電池も買い置きが無くなっているかも知れない。

 この6V電池は単3より太く短い筒型のセルを二つ並べたような形状で、多分単4電池より長持ちすると思う。

 

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 上は電池ボックスが完成してFM放送を聴いているところの写真で、裏はちょっとピントがずれてしまったが、

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 幅3cm程の赤い基板を嵌め込んである。これがDC−DCコンバータで Aitendo というショップから¥199で購入したもので、基板と、基板に取り付けるICチップとチップコンデンサ2個、チップ抵抗2個からなるセットだが、組み立てても電圧がおかしい。使われているIC(AS1117ADJ)についてネットで調べてみるとチップ抵抗(100kΩ超)の値がどうも適当でない。多分、キット本来の部品とは異なるものが混じったようだ。

 このため、抵抗については手持ちの470Ωと660Ωに取り替え、無事に3Vの出力を得ることができた。

 あとはラジオと接続するコネクタに適当なものが見つからないのが問題だったが、取り付けと取り外しにあまり力が要らないヒロセ電機の小型のコネクタを使うことにした。リード線をコネクタの電極に取り付ける作業には専用の工具が必要かも知れないが、家に有ったエーモンの電工ペンチを使ってなんとか細かい作業をこなすことができた。

 近年は電子パーツが極小サイズになり、毎回ルーペとピンセットの世話になりながら必要なものを作っている。

ウインドウズが要らないものは

軽量リナックス

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 もう何年も前にウインドウズは卒業し、主にパピーリナックス(オーストラリアの開発者 Barry Kauler 氏により2003年に公開された軽量リナックス)を使用しているが、比較的新しいディストリビューションを試してみた。

 tahr pup 6.0.5という名称で、リナックス関係のサイトからイメージファイル(拡張子はiso)をダウンロードできる。僅か230Mバイトの容量なので、CD−Rに書き込んでも記録領域の半分以下の大きさだ。

 インストールは画面の案内に従ってマウスカーソルでOKする(説明文を読んで選択肢の一つを選ぶ項目も有る)作業で、ものの数分でインストール作業は終了し、無線LANの設定後、インターネットにも接続できた。

 ちなみにパソコン本体は、とある通販ショップから、たしか樋口(一葉)さん1枚位(OSナシ)で入手したWindowsVista時代の超軽量ノートパソコンで、リナックスのおかげで、非力ながらユーチューブなども見ることができる。

 始めは容量2GBのUSBメモリにインストールしてみたが、起動の速さを考慮してパソコン内蔵のSSD(容量は僅か30GBだが、3種のリナックスOSをマルチブート可能)にインストールした。

 起動のためのブートローダGrubDosは、マルチブートのためのユーティリティMBMを使っている関係でディスク(SSD)の先頭では無く、パーティションの先頭領域PBRに書き込む方法を選択した。

 他には特に難解なところもなく、Ctrl+シフトで日本語入力も快適に行うことができる。

 以前はリナックスではキーボードからのコマンド入力が必須のように考えていたが、パピーリナックスではファイル名の入力などを除いてマウスカーソルで殆どの操作ができるため、敢えてターミナル画面を開いてコマンド入力する場面は生じない。

 次の写真はブラウザ(Pale Moon)の検索ユーティリティであるDuckDuckGoのスタート画面だ。そこに書かれている通り、「あなたを追跡しない検索エンジン」が標準で備わっている。

 煩わしいセールス画面をできるだけ避けたいと思っており、「静かな」パソコン使用環境が得られるのを期待している。

 

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遺伝子組み換えでないものは

固定種の野菜

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 写真は借りている畑に播いた種の袋だ。全て「固定種」で、当然のことながら(安全性に疑問がある)遺伝子組み換え作物ではない。

 ところが、遺伝子組み換え作物を使っていない食品を選べば良いというほど話は簡単ではない。

 というのは、スーパー等で流通している野菜は殆どF1だからである。

 F1というのは違う系統の親となる2つの野菜を掛け合わせてできた第1世代のことだ。そのため、F1から種ができたとしてもその子世代の野菜は親であるF1の野菜とは違う性質になる。つまり農家に毎回、種を買うように仕向けるものなのだ。

 F1をつくるときに邪魔になるのが自花受粉で、昔は雄しべを手作業で取ったりしたらしい。ところが雄性不稔という突然変異(細胞のミトコンドリアの異常)で雄しべが機能しない花が生じることがあり、こうした雄性の子孫が残せない不完全な花の雌しべを使うのが増えているらしい。

 要するに、遺伝子組み換えでなくとも、F1の野菜自体が一方の親として子孫を残せない(その植物自体には致命的な欠陥)ものを使っていることが有るのだ。

 これに対して上の写真(人参の種が多くなってしまった)は全て固定種(エアルームという更に狭い定義もある)で、できた種から育てると同じ野菜がとれる。栽培に手間がかかることもある反面、味が良いとの指摘も多い。

 つい数十年まで人々は皆そういう野菜を食べていたのが、今では自分から探さないと手に入らない。

 念のため追記すると、F1の野菜が例えばエネルギー代謝に関連する問題を孕んでいるのか否かについては個別の研究が必要だと思うが、情報の共有と選ぶ自由が大事なのだ。

 

見たことが無いものは

レタスの花

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 もしかすると特に珍しくは無いかもしれないが、今年初めてレタスの背がどんどん伸びて花が咲いた。色も形もキク科の野菜であることが良く分かる。こちらは

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 同じ「メルカート」という名前で販売されている各種のレタスの種から育ったチコリの花だ。

 中心まで水色の大きな花で一部を摘んできて花瓶に挿した。

 どちらも朝は開いているが夕方には完全に閉じてしまう。

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 一つの花を拡大すると、全てが水色で、非常に印象的だ。

 

侮れないものは

畑の雑草

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 写真はメヒシバ(雌日芝)を抜いたところ。借りている畑は無農薬、できれば無肥料を目指していて、なるべく雑草も外に持ち出さないようにしている。

 ところが、写真のメヒシバは枯れた後に土の中でアレロパシー(他の植物の成長を妨げる)物質(アレロケミカル)を出すというのを知った。

 これまで、堆肥にしていたのは間違いだったのか!

 どうしたら良いのか答えを探している段階だが、取りあえず他の雑草と分けることにした。

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 こちらはメヒシバより力強い感じのオヒシバ(雄日芝)。ただし、メヒシバのように節から根が出てどんどん蔓延る力はない。また

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 写真のカヤツリグサもイネ科の雑草に似ているが、アレロパシーが有るのかどうか分からない。

 いまのところ堆肥にしても良いのは

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 ハキダメギク(ましな名前をつけてやりたい)や

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 夏の間はそのままにして日除けにしているスベリヒユ(食べられるらしいが試したことは無い)くらいかも知れない。