おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

発芽装置

熱帯魚のヒーターが使える

 5月の連休前にホームセンターに行けば、元気がいい夏野菜の苗が売り場いっぱいになっている。その中から好きな苗を買っきて植えるのが一般的だ。

 苗から育てるのも充分楽しいけれども、自分で種を蒔いて一から野菜作りをするのもまた更に楽しさ(冒険)が広がる。

 例えば、お店では手に入らない個性的な野菜の種類はいくらでも有る。我が家ではアロイトマト(アロイはタイ語で美味しいという意味らしい)を育てているが、種さえも入手が難しい。

 そんなことでずっと使っている発芽装置はこんな風にして熱帯魚のヒーターを利用している。

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 水をはった容器の中に熱帯魚用ヒーター(恐らく30度C位でオンオフするタイプ)が入っており、その上に種を蒔くトレイ(カレールーの包装)を置いて、ティッシュペーパの上に種を蒔いて湿らせている。水が減ってヒーターが露出することは避けなければならない。過熱するとヒーター自身が通電を停止するように作られている筈だが、以後使用できなくなる。

 写真は以前にバジルを蒔いたときのものだと思うが、数日で発芽して根が伸びてくる。根がティッシュにからまる前にセルトレイ等に移植しなければならないが、発芽の率が非常に高まるので手間をかけるだけの効果は有ると思う。

 前回アップしたシュガーランプ(固定種のミニトマト)の苗もこの装置で発芽させてセルトレイに移植した。

 尚、手前に見えているのは温度制御用のコントローラで温度センサーの出力を2つの基準電圧のいずれか(スイッチで切り替える)と比較してSSR(ソリッドステートリレー)でヒーターをオンオフするようになっている。

 これは、ナスなどのように昼夜で温度を変える必要の有る野菜に対応するためなのだが、温度を上げ過ぎないことで発芽した苗の徒長を防ぐ意図もある。

 ここまで大袈裟にしなくてもお腹に湿らせた種を巻いて体温で温める方法も有る(試したことは無いです)らしいが、装置を作ったおかげで眠りが浅くなるかも知れない方法を使わずに済んでいる。

 

3月18日 追記:

 

 東京都で一か月ぶりに感染者数400人超え

 横浜市は一週間前より36人増加

21日に緊急事態宣言解除の方向!