おいしい菜自然菜園

外に持ち出さず、菜園内での循環を目指しています

べにはるかの苗作り

自給自足に近づく大きな一歩

 今年初めての取り組みはサツマイモの両端のみからの苗作りです。買ってきた芋の両端をカットした残りの部分はとても美味しい焼き芋になりました。尚、今年の方法はやさい畑2021年2月春準備号71ページの加藤吉秀氏による「サツマイモつる苗の大量増殖法」を参考にしています。

 3月24日に発泡スチロールの保冷箱に入れた48度の湯の中にラップで包んだ芋(べにはるか)のカットした端の部分を8個投入して窓を閉めた車の座席に40分ほど置いて殺菌しました。

 上の写真は後から撮影したもので芋が乾燥していますが、こんな感じで直径3cmほどにカットしたさつま芋の両端のみを使用します。
 両端のどちらが発芽する方か分からないため4個の芋からカットした8個の端部を用いました。

 やさい畑の記事では殺菌した芋の端部を入れた発泡スチロールを冷蔵庫の上に置いて芽が出るのを待つことが示唆されています。その通りにしてみましたが、夜間の温度は20度を切る状態でしたので急遽やり方を変えて、野菜の種を発芽させるために使っている自作の保温装置内に入れて芽が出るのを待ちました。

 冒頭の写真は4月15日に撮影したものですが、これは発芽してポットに移植した直後の4月10日の写真で、まだ葉の広がりも僅かです。

   4月22日、約2週間経ってここまでになりました。